民族対立の世界地図(欧州/北南米/アフリカ篇)
民族対立の世界地図―欧州・北南米・アフリカ篇 (中公新書ラクレ)
- 作者: 高崎通浩
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/04
- メディア: 新書
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あとはジプシーとか。先日忘年会で宗教好きの人に「イスラエルはいいかげんにしろって思います」って言ったら、「以前住んでいた家を取られたんだよ」みたいなことを言われ、カチンときてしまった。そんな日本人的感覚で世界を見るなよって感じ。ユダヤ人だけじゃなく、たくさんの民族が、古来の土地じゃないとこに住んでるのに。ホロコーストだって、なぜかジプシーは蚊帳の外だし。トルコではクルド人が存在しないことになってるし。だいたいフセインが死刑になったけど、トルコではその理由をきちんと放送できるのだろうか。
話が思いっきりずれたけど、この本のジプシーのとこを読んでいて、そんなことを思いました。別にユダヤ人嫌いではないよ。ただ国連分割決議で決まったラインを超えて占領するのを、侵略じゃなくてなんというのか。その根拠を教えて欲しい。「約束の地」以外で。