オスマン帝国

オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)

オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)

多様な民族、多様な宗教、多様な言語を1つの国家として統一することができていたオスマン帝国。その政治・社会の様子って意外と知られていないもんだなと痛感。今同じことができるかと言われれば、不可能と答えなければならないけど、少しでも対立などが減れば、未来が開けて行けそうな、そんな気分になる本でした。
また宗教好きの教頭が、「オスマン帝国って今のトルコとにたようなものなの?」と聞いてきた。コプト教とかベルベル人とかには詳しいくせに、こういう歴史として普通?のことを知らないのもおもしろいなと思った。