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- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/09/26
- メディア: UMD Universal Media Disc
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スパルタの強靱さとかがすごく描かれていたと思う。まさしくスパルタ教育って感じ。あとはすごく映像をきれいに見せていたのが印象的だった。スパルタの無骨さとペルシアの妖しさってとこかな。クセルクセスなんて、一体何個ピアス空けているんだろうと単純に思ってしまった。うまいこと対比して描いているなと思った。
気になったのはデルフィの神託が悪代官的に描かれていたことかな。あそこまでひどかったのかと。もう一つは、レオニダスの奥さんが政治屋に体を許してしまうシーン。あれはいらない描写だと思われる。あれがなくても変わらないし、というかあれがあったからより意味がわからない。
ファランクスの戦い方は見物でした。あんな風に構えて敵をはじき飛ばすと、確かに有効だったろうなと思った。ただあんな風に前に飛び出したりバラバラになってしまうと、せっかくの密集陣形が崩れてしまうのではないのと思ってしまった。授業では集団戦法からポリス意識へとつなげたりもするので、授業では使えないかも。
ペルシアの不死隊は、不勉強のため初耳でした。すっごいキラキラのお面をかぶっていました。あとはペルシアの専制国家vsギリシアの自由と独立という対立図式、これは全体のテーマだったかも。ただあくまで「奴隷制の上の民主制だった」って部分は隠されていたけど。ああいった形でペルシアが描かれたから、イランは怒ったんだろうなと思った。
歴史物って難しいですな。