14歳からの哲学
- 作者: 池田晶子
- 出版社/メーカー: トランスビュー
- 発売日: 2003/03/20
- メディア: 単行本
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最近の子どもたちは、生きることが大変なのかなと思うことがある。この間の事件もそうだし、普通に生徒と接していてもそう。自分で自分を助けられなくて、どうしようもなくなっている気がする。家族も「家族病理」って言葉が日常的に使われるくらいだし。だから授業で哲学的要素を少し増やすようにしている。俺が「人生」を教えられればよいのだが、それはムリなので偉人の力を借りてます。ただ教科書的に教えるのではなくて、身近な例を用いて、私が理解している範囲で。「へぇー」って顔をしていることが多いが、話が抽象的になると離れていくかな。そういった話をする場合には、とても使えると思った。