プレゼンテーション  

話は変わりまして、研修の中間発表がありました。やはり養護の先生は指導の力がすごいと改めて感心させられました。子供に合わせた指導をするって当たり前のことですが、それを当たり前のようにやってしまうのがすごいです。どの発表も無学な私には非常に勉強になりました。
しかしその反面、研究論文や発表の仕方があまり上手ではない。さらには論文の中身、指導内容ではなく、そこに至るプロセスや理論的な裏付けが一切ないというのが、共通した特色でした。行動観察記録などを取って行うのだが、その記録を分析した形跡があまり見られない。記録を取っている期間も少なく、変容を記録できていないこともしばしば。期間を設けることも大事ですが、別に取り上げなくても記録をとり続け、新たな分析を行うための材料としておくことも必要かと。観察項目なども少ししかなく、系統的に分析することがなかったです。内容も具体性に乏しく、どこがどう変化したのかを明示できていなかったです。やっぱこういうことは苦手なんですかね。元高校物理の校長はさすがで、そのあたりを的確に改善点としてあげていました。