神聖ローマ帝国

神聖ローマ帝国 (講談社現代新書)

神聖ローマ帝国 (講談社現代新書)

意外とよかった。以前読んだ「傭兵の二千年史」はイマイチだったので、失敗したかと思っていたが。中世ヨーロッパのバラバラとした感じが結構捉えられる。地図を片手にみるとなおよい。まあ著者があとがきで述べているように、皇帝列伝形式で書かれているので、社会・文化史的なことはあんまし書かれていない。俺はフリードリヒ2世の異端っぷり(時勢に合っていない感じ)が好きなので、はにかみながら読んでしまった。