旧ユーゴスラビア

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200605240006.html
セルビア・モンテネグロセルビア共和国のタディッチ大統領は23日、独立賛成派が勝利したモンテネグロ共和国国民投票の結果を受け入れる意向を表明した。

これが一番のベストなんだろうな。1999年のユーゴ空爆から7年か。空爆のあとミロシェヴィッチ政権が崩壊したが、その後は大きな紛争をせずに分裂していきそう。もちろんまだ7年しかたってないのでこれらを検証することは難しいし、全てのつじつまを合わせる必要もない。が、今の段階の結果論から言うと、空爆が状況を変えたと見ることができるのかなーと。もちろん空爆という選択肢がベストだったとは思わないし、空爆の前から分裂はしていたし、ストイコヴィッチ反戦Tシャツを着ていた意味もよくわかる。ただ事実としては、民族的対立が激化することがなく、ここまできたわけで。まあミロシェヴィッチ政権が崩壊したというのが、最大の転換点だったのだろうけど。結局ティトーが独立に導いたユーゴスラヴィアは、クロアチアスロヴェニアマケドニアボスニア・ヘルツェコヴィナ、セルビアモンテネグロに分裂するのだな。まだ対立は存在しているのだろうけど、平和裡に進んでいくといいですな。