2006夏の甲子園

http://www.asahi.com/sports/bb/TKY200608210052.html.html
第88回全国高校野球選手権大会朝日新聞社、日本高野連主催)第16日の21日、決勝戦再試合で駒大苫小牧南北海道)と早稲田実西東京)が対戦、早稲田実が4―3で勝利し、27回目の出場で初優勝を果たした。

ほんとによい決勝戦でした。再試合でも一点差。まあ正直最終回の駒大に2点は予想通りってとこでしたが。素晴らしい本当に歴史に残る一戦だったと思いますよ。
今大会はまさに打の大会でした。ホームラン数も歴代最多ということで。ピッチャーも厳しいとこでしょう。俺がやっていたころに比べると明らかにスイングのスピードが変わっていてパンチ力も違うので、これは筋力トレーニングに各校がしっかりトレーニングを積んできたからでしょう。来年は飛ばないボールを採用するとか。そっちのほうが良いかもね。
逆転も多かったです。これはどのチームも打力を増しているため、ピッチャーは終始プレッシャーを受けなくてはいけないため、動揺しやすくなる。さらに大概のスポーツがそうだが、攻撃が中心のため極端に流れが左右してしまうということでしょう。これもピッチャーにとっては厳しかったでしょうな。
その割に決勝の二戦は投手が中心でした。やはりこの二人が突出していたってとこでしょう。特に早実のエースは急所急所をしっかり嗅ぎつけ、そこをしっかり抑えていたのが印象的でした。もちろん駒大のエースもそうだったけど。
高校野球というのは、短期間で終了しますが、たぶんもっとも過酷なスポーツになるでしょう。とくに平気で連戦とかやるし、連投を美学みたな報道もする。野球をやって肩を壊したピッチャーは数多くいるはず。普通に考えてもこれはどうにかしなきゃいけない問題なのに、あまりどこも手を出さない。まあこれは一種の美徳としていつまで行われていくかが、見物ですが。