錬金術〜おおいなる神秘〜

錬金術:おおいなる神秘 (「知の再発見」双書)

錬金術:おおいなる神秘 (「知の再発見」双書)

錬金術って「金を精製する技術」だと思っていたけど、全然違うことに気づいた。目的は世界の仕組みを明らかにすることで、世界を創造するときに働いた原理を実験室で再現することだったようだ。特に万物の基である「世界霊魂」を手に入れてることで、他の全ての物質を作り出せると考えていたみたい。「賢者の石」も目的の一つだった。
ある意味哲学と科学の境界で、世界の真理を明らかにしようとしていると思う。錬金術の話を授業でできるかなと思って読んだが、やや難しいか。何話しているかが、なかなか伝わらないと思った。