WBC日本2連覇

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090324-00000052-maiall-base

本が再び野球世界一の座に−−野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は23日(日本時間24日)、当地のドジャースタジアムで決勝を行い、原辰徳監督率いる日本が韓国を延長十回、5−3で降し、2006年の第1回大会に続く2連覇を果たした。最優秀選手には今大会3勝の松坂大輔投手(レッドソックス)が選ばれた。

日本と韓国というアジア2国で争うこととなったWBC勝戦。ついに日本が2連覇を果たした。単純にすげーっと思った。まずはやはり岩隈。この人はなんなのか、涼しい顔をして、すばらしいピッチング。たぶん韓国戦で1-0の敗戦などがなければ、この人がMVPだっただろう。WBC通して安定したすばらしいピッチングで松坂のように波がなかった。今回打たれたホームランは、どちらかと言えばチャンスを作りながら点数にできなかった打線に原因があるといってもいいくらい。つーかあれだけヒット打っていてチャンス作っていたのに、点数ほとんどとれないなんて。それでも押さえていた岩隈はやっぱすごいよ。数年前の近鉄消滅の際、意固地になって楽天にいくと決まったとき、正直岩隈は厳しいと思っていた。今年沢村賞をとったときもすげーなって思ったけど、今回のWBCでも期待を全く裏切らないピッチング。さすがだと思ってしまった。
打撃ではもうイチローだろう。WBCが始まってからあまり調子があがらず、本人に「心が折れそうになった」とまで言わせた。本当に苦しんだのだろうなと思う。最後は「ずっと力入れてやります」的なことまで言っていたし。もう調子があがらないのを覚悟していたのかもしれない。それでこの結果。最後の打席なんかあんなにファールし続けて神がかっていた。イチローのすごいところは、調子があがらなくてもそれを受け入れて結果を出すところだと思った。
一つ気になったのは、なぜ最後がダルビッシュなのか。力んでストレート入らなくなっていたのに。藤川があまり調子よくなかったのだろうか。それともダルビッシュを持ち上げる世論に負けたのか。まあ藤川が優勝を決めるより、ダルビッシュのほうが男前で絵になるかもしれんが。正直あれで負けてたら、俺は納得できなかったな。藤川の調子が悪かったらしょうがないかもしれないが。