盧武鉉自殺

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090523-OYT1T00227.htm

国慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キムヘ)市郊外の烽下(ポンハ)村で23日午前6時40分ごろ、自宅の裏山を登山中の盧武鉉(ノムヒョン)前大統領(62)が転落し、病院に運ばれたが、間もなく死亡した。韓国KBSテレビによると「つらかった」とする遺書が残されており、大統領時代の側近も「岩壁から飛び降りたと見られる」と発表、自殺だった模様だ。盧前大統領は、大統領在任中に有力後援者から不正資金を受け取った疑いで最高検察庁の事情聴取を受け、最高検は5月中にも逮捕か在宅起訴かを決める方針だったが、盧氏の急死で疑惑の解明は困難となった。

久しぶりだが、かなり頭にきた。もちろん関係者の人々は大変悲しまれたと思いますが、なぜ自殺する必要があったのかがわからない。少なくとも元大統領という立場で、若い人々に国の将来を夢あるものにしなければいけない人物だったはず。絶対に「自殺」なんかしてはいけなかったはず。逮捕されようとも過去の栄光が粉々に砕けようとも、凛として生きていかなくてはいけなかったはず。その覚悟がなければ、大統領になんか絶対なってはいけない。それは日本であろうと韓国であろうとどこでも一緒だと思う。自分が間違っていないと信じていることは、逮捕されたって曲げてはいけないはず。それが何も話さず自殺するなんて。正直、がっかりした。
まあ大統領の職に対して、そこまで真剣でなかったのかもしれない。国をよくしようと思って政治家になったのではないのかもしれない。自分のやってきたことに自信がない、それはつまり私利私欲で動いていたのだろうなと思ってしまう。現大統領のせいではないと思う。そういう厳しさ、というより信頼がなければ、いつまでたっても大統領が交替すると、前大統領が大変なことになるという流れは変わらないのかもな。