ライブドア

関係の報道がメディアを賑わしております。一応株は持っていたけど、短期で利ザヤを稼ごうとしていたのでショックでした。正直ホリエモンはあまり信用してなかったのです。だって近鉄買収騒動のとき、どう考えたって楽天に勝てそうになかったのに、本気で怒っているように見えたから。俺としてはただの宣伝で、あわよくば買えたらいいなくらいの計算だと思っていたからね。しかも衆院選出馬って。ありえないよ、そんなことしたら絶対引き際が難しくなりそうだし。株価を上げるためだけだったら「出馬は迷っている」くらいで引っ張っておいて、応援演説を行うっていうポジションかなと考えていたからな。当選しちゃったら明らかに会社経営にマイナスだと思うし。ちょっと調子に乗りすぎとは思っていたのです。
本題に戻るけど、この報道の過熱っぷりはありえない。気味が悪くなるくらい報道する。マネーゲームとか株価優先とかM&Aとか、そういった言葉がより皮肉的に使われて報道されている。今の株式市場どころか為替だろうと債券だろうと、マネーゲームでそれで何百兆?だかのお金が動いているのに、それを否定的に報道して何考えているんだか。イギリスやアメリカでは金融工学について小さい頃から教えているというのに。未だ日本は、「危ない」みたいな保守的発想をより煽るって構図。あほかと言いたくなる。「投機」ではなく「投資」っていう視点から報道するならわかるけど、そんな報道しているメディアはあるのかしら。なんか新しい視点でこの事件を扱って欲しいよ。やっぱ今のメディアはほんと何もないんだな。他のニュースなんてあんま無いようだし。どの番組も偽装の様子とか粉飾の内情とかばっかで、うちの母親も「こんなの見てもいまいちわからないのに、なんでこんなに流すんだろう」って言ってたし。それこそJR西日本脱線事故後の体制の変化とか、偽装建築みたいな社会の欠点みたいなのを大問題になる前に扱うとかさ、もうちっと過去の報道の経過とか未来への警告みたいなのを大々的にやってほしいよ。