皇帝教皇主義

未だに参考書とかに載ってはいるが、かなり怪しい用語。実際に皇帝と教皇ビザンツ帝国ではコンスタンティノープル総主教?)は同一人物が兼ねてはいない。教皇という用語は、ローマ総主教とアレクサンドリア総主教のみに使われた用語で、実際にビザンツ皇帝が教会問題に介入したケースは少ない。教会が皇帝に属しているという単純な構図ではなく、時には対立しあって支配層を形成していたと考えるのが妥当かと。