ホテル・ルワンダ

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD]

正月の定番として、DVDを借りてきたので。ルワンダ内戦については、Wikipediaとかに詳しくのっているのでそっちで。俺が初めて知ったのは、情けないことに大学に入ってからなんだな。ナタを振り下ろすシーンが脳裏にこびりついて、未だに鮮明に思い出される。実話に基づいているだけあって、なかなかシビアな内容となっています。特にリアリティがあったのは、国連のトラックが民兵に囲まれるシーン。あそこは国連の立場の難しさや暴動の混乱などをうまく描いているなと思いました。「英雄の条件」も暴動のシーンがうまかったなと思い出した。
映画の中でラジオから流れる米国務長官へのインタビューがあった。「大量虐殺か、虐殺行為か」。まったく同じことが、ダルフールでまた起きている。悲しい国際社会と感じてしまうが、同時に自分の家族や友人を、ダルフールを守るために戦線に送れるかと、自問自答してしまう。