悩む力

悩む力 (集英社新書 444C)

悩む力 (集英社新書 444C)

現代と19C末の状況が似ているため、漱石ウェーバーをもとに論じている一冊。『「私」とは何者か』や『信じる者は救われる』といったことについていろいろと書いてある。まあ全体として「悩む力」について述べているのだろうけど、全体を通じていいたいことがわからないかなという印象。章ごとについては、結構わかりやすいかな。
悩むことが大切だって感じの内容だと思っていたのだけど、結論が結構明確に書いてあった。意外。