スポーツを考える
スポーツを考える―身体・資本・ナショナリズム (ちくま新書)
- 作者: 多木浩二
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1995/10/01
- メディア: 新書
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が、後半は結構おもしろかった。スポーツはよりよい結果を求める余り、肉体を過剰に酷使しドーピングまで起こっているのに、スポーツマンという言葉があるくらいその人間性を重視している(ように信じられている?)点などは結構おもしろく読めた。特に終章で書かれていたメディアを介した消費行動としてのスポーツと、実際にスタジアムに行き、そのゲームの一部となるエクスタシーを得られるスポーツという部分は、なるほどと納得させられた。