人類の出現

人類は類人猿と共通の祖先からでたものと考えられています。類人猿→人の進化ではないんですな。人類と呼ばれるには「道具の製作」「火の利用」「言語の使用」の条件がある。根本的な条件は直立二足歩行と犬歯の縮小である。
猿人は約400〜200万年前に出現したらしい(これは最古の人類と言われてたけど、そのうちトゥーマイにその地位を譲るかも)。道具は礫石器。次は原人石核石器・剥片石器・打割石器を使っていました。んで旧人。このころから人類はアフリカからヨーロッパに移るようになり、ムスティエ文化なんて呼ばれたりしてます。最後は現生人類。このころになると、洞穴絵画を描いたり石刃骨角器が使われたりしてます。
この旧石器時代はいわゆる獲得経済(狩猟・採集)が行われていた。そのため群社会(ホルド)を作り、分業と協業を行って生活していたのよ。その後生産経済への移行期として中石器時代を経て、新石器時代へ。この時期は磨製石器を利用して、生産経済(農耕と牧畜)を行っていました。ジャルモイェリコなんてのがこの時代。農業は略奪農法乾地農法を行い、母系制(母方の系統で構成される血縁集団)や母権制(母が家の中心)が行われていたみたい。そうして余剰生産物が生まれ、定住が進み、集落の人口が増大したことによって、私有の概念や身分・職業の分化が進みだす。んで文字が生まれたりして歴史時代に入っていきます。