世界システム論

ちらっと調べてみると大学生とかがまとめていたりする。俺が学生の時は一切知らなかったのに。
世界全体を一つの社会システムとしてとらえ、分業・中心・周辺といった概念を用いて把握する立場。つまり大航海時代以後、中心である西欧が発達することによって、周辺諸国が生まれ、国際的な分業が成立して今日まで至っているということ。これは中心諸国の西欧が、周辺諸国のラテン・アメリカを搾取するという構造を明らかにした。
ちなみに学習指導要領では「内容とその取扱い」の「(4)諸地域世界の結合と変容」に「世界の構造化」という部分に当たるのかな。さらに細かくいうと「(4)のイ ヨーロッパの拡大と太平洋世界」の「アメリカ・アフリカとの関係」という部分に当たるのだろう。もちろんこれ以降にも出てくるけどね。